むし歯の進行度レベル、治療法について
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今日はむし歯の進行度レベルと治療法について説明します!🦷🦠
むし歯は英語でCaries(カリエス)といいます!
むし歯の進行度はCaries(カリエス)の頭文字をとった「CO、C1〜C4」で表し、数字が大きくなるにつれ重症になります。
CO(シーオー:虫歯の前兆)の症状・治療法
CO:要観察歯
この段階で治療を開始することが理想的ですが、自分では気づけないことが多いので、日頃から定期的に歯科医院で、歯の状態をチェックしてもらっていると安心です!
・歯の状態🦷
歯の表面からカルシウムなどが、少し溶け始めた面がある状態
・自覚症状😖
痛みはない
歯が白っぽく濁る
・治療法🪥
歯科医院でフッ素を塗る
フッ素入り歯磨き粉で丁寧に歯磨きをする
C1(シーワン:初期の虫歯)の症状・治療法
痛みなく治療することができ、歯を削ることも最小限で済むことが多いので、この段階で治療を受けることが望ましいです!
・歯の状態🦷
細菌により、エナメル質が溶け始めた状態
・自覚症状😖
痛みはない
灰色や薄茶色の穴ができる
・治療方法🪥
虫歯を削って、詰め物をする
保険治療ですることができコンポジットレジン修復(詰め物)といってむし歯を削り、白い樹脂の詰め物を詰めます!
C2(シーツー:本格的に進行し始めた虫歯)の症状・治療法
痛みを感じ始め、虫歯と気づく方も増えてきます。
エナメル質より柔らかいので、C2から先の虫歯への進行は一気に加速します。
・歯の状態🦷
エナメル質よりも内側の象牙質にまで虫歯が進行した状態
・自覚症状😖
痛みを感じる
虫歯の部分が黒くなる(穴が開く)
冷たいものや甘いものがしみる
口臭が出る
・治療方法🪥
虫歯部分を削り、詰め物(レジン修復・インレー修復)や被せ物(クラウン)をする
インレー修復や被せ物(クラウン)は保険治療だとメタルで、自費治療だとセラミックやジルコニア修復といった見た目が白い材質の物になります!
C3(シースリー:神経まで進行した虫歯)の症状・治療法
大きく穴が開き、激しい痛みを伴うため、ほとんどの人が虫歯ができたと気づきます。
この段階まで進行すると、詰め物・被せ物をする前に
「根管治療」といって神経をとる治療が必要となります。
・歯の状態🦷
むし歯が象牙質を超えて、神経まで到達した状態
・自覚症状😖
冷たいもの、温かいものが酷くしみる
大きな穴が開いたり、大きくかけたりする
何もしなくてもズキズキ痛む
強い口臭がでる
・治療方法🪥
歯の神経を取り根の中を消毒(根管治療)した上で、土台を作り被せ物をする
C4(シーフォー:ほとんど歯がない虫歯)の症状・治療法
虫歯の最終段階で、C3同様の激しい痛みを感じます。
また、虫歯菌によって神経が食い尽くされると、痛みを感じなくなることもあります。
・歯の状態🦷
冠(目に見える歯の部分)がほとんど失われ、根の部分だけ残っているか、いないかといった状態
・自覚症状😖
冷たいもの・温かいものが酷くしみる
大きな穴が開いたり、大きく欠けたりする
何もしなくてもズキズキと痛む
以前、強い痛みがあったが次第に痛みを感じなくなることもある(歯が死んでしまった状態)
強い口臭が出る
・治療方法🪥
抜歯+歯の代替処置
(ブリッジ・入れ歯・インプラントなど)
歯を残せる場合:根管治療+被せ物(C3治療と同じ)
むし歯にならない為にも定期的にメインテナンスに通い早期発見早期治療を行いましょう!!
歯科衛生士 東山
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