パウダーを使ったメンテナンス、エアポリッシングとは?
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当院でも2月から導入し始めた”エアポリッシング”ですが、
従来のメンテナンスとの違いや
エアポリッシングについて説明していきます!
エアポリッシングは微粒子を圧縮空気を利用して
歯面に強力に吹き付けることで
プラーク除去、歯面研磨を行うことをいいます。
エアポリッシングに使用するパウダーは4種類あります。
炭酸カルシウム、重炭酸ナトリウム、グリシン、エリスリトール
この順で粒子が小さくなりますが、同じ種類のパウダーでも
製品によって大きさが異なることもあります。
当院で行うエアポリッシングにはグリシンを使用しています。
グリシンは水溶性のアミノ酸でステインの除去や
4mmまでの歯周ポケットまで届くパウダーですが、
歯肉縁下用のノズルを用いるとさらに歯周ポケットが5mm以上にもパウダーを届けることができます。
また、従来のPMTCよりも根面、インプラント、補綴装置等への損傷が
少ないことが臨床結果で得られています。
当院で使用しているパウダーの粒子の大きさは25μmです。
従来のPMTCではエナメル質の微細表面の損傷が見られましたが、
エアポリッシングでは地面への損傷を最低限に出来るのもポイントです。
ただし、エアポリッシングはバイオフィルムの除去には適していますが歯石除去は難しい為、歯石に対しては従来通り超音波スケーラーやキュレットスケーラーを用いる必要があります。
今まで以上に患者様への負担がかなり少なくなるのと、
矯正器具をつけている方のブラケットに対しての
メンテナンスも細かいところまで落とすことが出来るようになりました!
ぜひ当院で、当院の歯科衛生士による
エアポリッシングを使ったプロフェッショナルケアを
実感してみてくださいね!!
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