親知らず抜歯に関する
当院の経験と工夫
皆さんは、ご自身の親知らずがどのように生えているかご存知ですか?
親知らずがいろんな害を及ぼす事をご存知ですか?
そして、一部の歯科医院でしか親知らずの抜歯をしてくれないという怖い!事実をご存知ですか?!
親知らずの基礎知識
親知らずとは前歯から数えて8番目の歯です。歯科業界では「8番」といいます。4本あります。(ちなみに、一本手前の歯は「7番」といいます。)
人類が軟食を摂取するようになり、歯が摩耗しなくなったことで、ほとんどの方の親知らずは、ちゃんと生えなくなっています。
斜め向きとか横向きである事が多く、そうすると3つの害を及ぼします。
親知らずが及ぼす
3つの害
横向き親知らずが7番をダメにします。
歯は向いている方法に進みます。
7番のガードの弱い側面に穴をあけます。
横向き親知らずが歯並びを悪くします。
7番の方向に向いていると、7番を押し前方にズラします。
そうすると今度は7番が6番を押し、6番が5番を押し…というようにして、結果的に、下の前歯の歯並びも悪くなります。
下の前歯の歯並びが悪くなると、上の前歯の歯並びも悪くなります。
なお、歯は前にはズレますが、後ろには動きませんので、原因の親知らずを抜いたところで、悪くなった歯並びは、もう元には戻りません。
横向き親知らずを放置し、歯並び悪くしてからお金をわざわざかけて矯正するのはナンセンスです。
親知らずの一部が歯肉から出てきたら、炎症がおこり腫れたり痛んだりします。
高齢になると歯肉が下がり歯が一部でてきます。抵抗力も落ちるし、持病もでてきているかもしれないので若い時の抜歯が望ましいです。
親知らずの何が怖いのか?
手間がかかるという理由で、処置が必要な沢山の親知らずが放置されていることが「怖い」のです。
特に①、②の場合はひどくならないと症状が出ませんし、ひどくなった時は手遅れです。
手間がかかる割には評価が低すぎることもあり、9割の歯科医院では抜いてくれず説明さえ行われない場合もあります。
しかも実は抜いてくれないのではなく、9割の歯科医には抜けないという恐い現実をご理解ください。
できない人に頼んでも無理です。(プロとしてスキルアップに努めるのが当たり前だと私は思うのですが…)
親知らずに対するひがし歯科の処置法
上記①〜③の場合とも抜歯しかありませんね。
①、②の場合、患者さんには自覚症状がないわけですけど、だからこそ、患者さんが将来困らないよう、健康を維持できるよう、幸福な人生がおくれるように、詳しく説明後、
ほとんどの場合抜歯させていただいています。怖いとかで抜かない人はごくわずかです。こういう歯科医院は稀ですね。
ひがし歯科は親知らずの抜歯に関して、普通の歯科医院の何百倍もの経験と工夫があります。全国の歯科医院を指導する立場にあります。症例を積み重ねてきたことで、手術時間も短く、痛みが出るようなことも少なくなっています。
安心してお任せください。難しい抜歯でも、10~20分あればたいていの抜歯は完了します。この分野では、大学病院口腔外科を凌駕していると思っています。
おすすめは、骨が柔らかく抜きやすい18才〜20代前半で行なう事です。ひがし歯科には、県内いろんな所から、毎日親知らず抜歯のために患者さんが来院されています。あなたも是非!