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赤ちゃんの歯磨きの仕方

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こんにちは!

熊本県上益城郡の歯医者 ひがし歯科医院 歯科衛生士の大野です。

私は1歳と5歳のこどもをもつ母でもあるのですが、全国のパパさんママさん、子供の歯磨きどうしてますか?

「赤ちゃんの歯磨きはいつからはじめるの?」「どうやってすればいいの?」そんな悩みありませんか?

今回は赤ちゃんの歯磨きについてお話しさせていただこうと思います。

【目次】

1. 赤ちゃんの歯磨き開始時期

2. 赤ちゃんの歯磨きの方法

3. 歯磨きのポイントと注意点

4. 歯磨き用品の選び方

5. 赤ちゃんの歯磨きに役立つアイテム

① 赤ちゃんの歯磨き開始時期

1. 赤ちゃんの歯磨きを始める時期は、初めての歯が生え始めたときからがベストです。

通常、6ヶ月から1歳の間に最初の歯が生えてくることが多いですが、初めは歯が1本しかない場合でも、お口のケアを始めることで赤ちゃんが歯磨きに慣れることができます。

2. 初期段階では、ガーゼや柔らかい歯ブラシを使用して軽く拭き取ることが推奨されます。

この段階での歯磨きは、むしろ「口内の清潔さを保つ」ことが主目的で、むし歯予防が第2の目的と言えるでしょう。

赤ちゃんの間にこの習慣をつけることで、成長とともに歯磨きを当たり前の行動と感じさせることができるのです。

3. また、この時期に歯医者さんに通うことで、プロからのアドバイスをもらうことも非常に重要です。

正しい歯磨きの方法を初期段階で覚えておくことで、赤ちゃんが成長する過程で困ることが少なくなります。

② 赤ちゃんの歯磨きの方法

1. 赤ちゃんの歯磨きは、寝かせた状態で行うとやりやすいです。まず、赤ちゃんを膝の上に寝かせ、優しく頭を支えます。

この姿勢で、お母さんやお父さんが顔を近づけることで、赤ちゃんもリラックスしやすくなります。

2. 初めの頃は、水だけで歯磨きをすることが多いです。特に初期の歯は非常に敏感なので、ブラシの硬さにも注意が必要です。

最初は柔らかいナイロンブラシや指タイプの歯ブラシを使うと良いでしょう。歯ブラシは指で優しくこするようにして、歯と歯茎をマッサージするような感覚で行います。

3. 歯磨きの時間は短く、1〜2分程度が適当です。

もし赤ちゃんが嫌がるようであれば、無理に続けることは避け、少しずつ慣らしていくことが大切です。

③歯磨きのポイントと注意点

1. 歯磨きの際に気を付けるべきポイントとして、歯ブラシの動かし方があります。

最初は力を入れず、軽くこするようにして、歯茎もマッサージするように動かします。力を入れすぎると、赤ちゃんの敏感な歯茎を傷つけることがあります。

2. 特に、最初の歯が生える頃はむし歯が発生しやすい時期でもあります。

母乳やミルクによる飲み残しがむし歯の原因になることもあるため、食事の後には必ず歯を磨く習慣をつけましょう。

④歯磨き用品の選び方

1. 赤ちゃんの歯磨きに使用するアイテムは数多くありますが、選ぶ際には以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。

まず、歯ブラシのヘッドが小さいもの、持ち手が太くて握りやすいものを選びましょう。ヘッドが大きすぎると、赤ちゃんの口にフィットせず、うまく磨けないことがあります。

2. 次に、ブラシの毛が柔らかいものを選びましょう。

硬いブラシは赤ちゃんの歯茎を傷つける恐れがあるため、最初は柔らかいタイプがおすすめです。また、防菌加工が施されているものを選ぶと、衛生面でも安心です。

3. 赤ちゃん専用の歯磨きジェルも選び方に工夫が必要です。

ジェルタイプは水だけで使うよりも少し粘りがあり、歯垢を効果的に取り除くことができます。香味がないか、または非常に薄いもので、誤って飲み込んでも安全な成分で作られているものを選びましょう。

⑤ 赤ちゃんの歯磨きに役立つアイテム

1. 歯磨きデビューセットという商品も市販されています。これは、赤ちゃんの歯磨きに必要な基本用具一式が揃っており、とても便利です。

初めての歯磨きアイテム選びに困った際は、このようなセットを利用すると手間が省けます。

2. また、歯磨きの時間を楽しいものにするための絵本や動画もあります。

特に赤ちゃんが歯磨きを嫌がる場合、キャラクターが歯磨きをする動画や絵本を使って興味を引くと、抵抗感を減らすことができます。

3. さらに、歯磨きのたびに赤ちゃんへのご褒美としてステッカーなど小さなプレゼントを用意するのも一つの方法です。

こうすることで赤ちゃん自身が歯磨きを楽しいと感じ、習慣にする手助けができます。

まとめ

赤ちゃんの歯磨きの始め方、方法、道具の選び方、そして歯磨きを楽しくするためのアイテムについて詳しく解説しました。

赤ちゃんの歯磨きは早い段階から習慣づけることで、将来的な口腔健康を守るための重要なステップです。

正しい方法と適切な道具を使用し、赤ちゃんの歯を守るための第一歩を踏み出しましょう。歯磨きは一日のほんの短い時間ですが、その積み重ねが大切です。ぜひ、実践してみてください。

ひがし歯科では初めての歯科医院受診の目安として3歳ごろとしています。

そのころには乳歯が生えそろっているので、虫歯の有無やフッ素塗布だけでなく、歯並びの健全な発育などについてもみることができるからです。

もちろん、3歳以下のこどもも大歓迎ですので、気になることがあればぜひ、お気軽にひがし歯科医院へお越しください!