歯科医院で受ける定期メンテナンスの必要性
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皆さんが歯科医院へ足を運ぶときはどんな時でしょう
歯が痛くなったり、詰め物や被せ物が外れたりしたときなど、何かお口の中に関して症状が出たりトラブルが起きた時に歯科医院へ行かなければと思う方が多いのではないでしょうか。また歯科医院での治療が全て終了してそこがゴールだと思って、なかなか歯科医院に行かれてない方も多いのではないかと思います。
お口の中のトラブルが起きてから歯科医院に来院したときでは、もっと早くに見つけていれば小さな治療で済んだことが手遅れだったなんてことが多々あります。
今回は “定期メンテナンス(定期健診)”についてのお話です。
子どもの頃から定期メンテナンスに通っていると、ご自宅での仕上げ磨きでは落ちなかったプラークや歯石などを除去することで口腔衛生を綺麗に保つことが可能です。
またお子様ご自身で行う歯磨きの技術の向上を促したり、フッ素塗布を定期的に行うことで乳歯やのちに萌出してくる永久歯の歯質の強化も可能ですし、むし歯が出来てしまうお子様に対しても、定期的にメンテナンスに来院していれば早期発見・早期治療が可能になります。
定期メンテナンスに来院していただくことで継続的にお子様の成長とともに変化していく口腔内にも対応したプロフェッショナルケアを行うことで、永久歯のむし歯ゼロにするのも可能になります。
定期的メンテナンスに来院していただくのに年齢は関係ありません。
幼い頃に歯の神経を取ってしまい被せた歯や詰め物などが劣化してきてしまったり外れたりしてくる年齢が40代くらいからはじまってきたり、ご自身では気づかないうちに歯周病が進んできてしまっている場合、最悪の場合歯を失ってしまうこともあります。それから、今まで行ってきた自己流のブラッシング方法が正しいとは限りません。そのため長年の磨き残しが少しずつ歯石となり、歯肉が下がって露出した歯根の象牙質がむし歯になってしまう場合もあります。
こうしたことが起こってしまう前に早めに歯科医院で定期的な診療・検査、クリーニングを行うことが大切です。また、長年の自己流のブラッシング方法にもし修正点があれば歯科医院で歯科衛生士によるブラッシング指導をもとに正しい磨き方に改善することで、今後も口腔内の状態を綺麗に保ち今ある残存歯を守ることができます。
このように年齢とともに起こりうるさまざま口腔内のリスクを予測し、対処し患者さん自身にお伝えしトラブル回避をしていくことができる点が定期的メンテナンスのメリットです。
ここまでの話をみると、正しいケアを自身でしていれば歯科医院に行く必要があるのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。適切な歯磨きや、甘い物をダラダラ食べたりすることのない食生活習慣、そしてフッ素配合の歯磨き粉とフロスや歯間ブラシを毎食後使っていればおおよそのむし歯を防ぐことができると思います。
ただ、それだけでむし歯や歯周病の予防ができないのが事実です。
歯の溝が深いところはそうしてもプラークが残りやすい上に歯ブラシの毛先もそこには入っていかないので、どれだけ磨いても歯の溝の中にプラークが溜まった状態になりむし歯になってしまいます。 また歯周ポケットが深い場合、歯ブラシの毛先は歯周ポケットの奥には入っていかないので歯肉の炎症をきたすほか、歯周ポケットがより深くなってしまい症状が悪化してしまいます。
定期的メンテナンスの中での歯科衛生士によるプロフェッショナルケア受けることによって、プラークと歯石除去をすることで細菌の増殖を防ぐことができます。
これが歯科医院で定期的メンテナンスを受ける意味です。
これらの話をみて、歯科医院に行かなくてはと思われた方はぜひ当医院の歯科衛生士によるプロフェッショナルケアを受けてみてください!現在通院中の患者さんは今後とも定期的メンテナンスでお待ちしております😊
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