口呼吸について
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今日は口呼吸について
お話ししたいと思います。
最近、口呼吸.口唇閉鎖不全の小児が増加していると言われ、「口腔機能発達不全症」と診断がつく子もいて、日本国内の子どもの30.7%に口唇閉鎖不全症が見られてます。
口呼吸を行うことで全身的な弊害が多く認められていますので小児の頃から気をつけて
行きましょう。
まず口呼吸、口唇閉鎖不全があると
どんな影響があるのかお伝えします。
☆口呼吸、口唇閉鎖不全の弊害
①口腔習癖、不正咬合、発音障害が起こりやすくなる
②歯周病やう蝕のリスクが上がる
③口臭の原因になる
④前歯に外傷や色素沈着が起こりやすくなる
⑤咀嚼力と咀嚼回数が減少する
⑥審美生の低下
⑦アレルギー、呼吸疾患にかかりやすくなる
☆口呼吸、口唇閉鎖不全があると
どんな問題が起きるのか?
①食べ方(捕食、咀嚼)への影響
口唇閉鎖をせず食べると、噛み切ることや
モグモグと口を左右に動かし食べ物を磨りつぶすことができません。
②鼻、喉の問題
鼻閉が原因となり口呼吸が起こる場合があります。また習慣的な、口呼吸や口唇閉鎖不全によりアレルギー性鼻炎や喘息など鼻や喉に異常をきたす疾患を引き起こす場合もあります。
③飲食習慣
上手く噛めず咀嚼の回数も減るので、早食いになったり、よく噛めないことが軟らかいものを好むことや偏食の原因になります。
④歯、歯肉の問題(不正咬合やう蝕、歯周炎、着色)
口呼吸により、口腔内が乾燥することで、唾液の分泌量の減少と、う蝕原因菌も増加します。
口呼吸が日常化すると、出っ歯の傾向が強くなると考えられています。あるいは、口をポカンと開けていたため舌突癖がつき、開咬になる場合もあります。
⑤口臭
口腔内の乾燥による唾液分泌量の減少および口腔細菌の増加をもたらすため、口臭の原因となります。
⑥全身的弊害
小児に関しては口呼吸になると呼吸数、血中酸素、歩行距離が低下する、あるいは喘息口呼吸との関連や大人になると肥満や眠気、睡眠時無呼吸症候群との関連も指摘されています。
このように口呼吸は口腔のみにならず全身にも弊害をもたらすのです。
check!🥸
目で見る口呼吸のサイン
①日中よく口を開けている
・しまりのない口唇
・出っ歯
・上唇と下唇の間から歯が見える
②口唇の乾燥を認める
③前歯のプラークの付着
④猫背や巻きなどの不良姿勢
もしも、このcheck!で怪しいところなど
気になることがありましたら
ぜひひがし歯科医院へ😄
いいアドバイスがもらえますよ👍
清水
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