お子さまのI期矯正治療：何歳から始めるべきか│ひがし歯科医院

2025/02/12

未分類

こんにちは！熊本県上益城郡の歯医者、ひがし歯科医院の歯科衛生士大野です。

お子さまの成長とともに、歯並びや咬み合わせの問題が気になり始める親御さんも多いことでしょう。

特に、矯正治療を始めるタイミングは非常に重要です。「I期矯正」とは、永久歯が完全に生え揃う前に行う矯正治療で、適切な開始年齢はお子さまの将来的な歯列や咬合の健康にも大きく影響します。本記事では、I期矯正の適正時期とそのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

1. I期矯正とは？

I期矯正とは、乳歯と永久歯が混在する時期に行われる矯正治療のことを指します。これは、通常6歳から10歳の間に行われ、永久歯が生え揃う前に顎や歯列を整えることが目的です。この時期は、顎の成長がまだ続いているため、早期に対応することで将来の歯並びの問題を未然に防ぐことが可能です。

2. I期矯正を始める適正年齢

I期矯正の開始時期は、一般的に6歳から8歳頃が最適とされています。しかし、歯が生える順序や顎の成長速度には個人差があるため、開始時期はお子さまそれぞれに異なることがあります。

また、ベロで歯を押す、口をぽかんと開けている、指しゃぶりなどの「悪習癖」は歯並びの乱れの原因となり、それを除去するためにも早期のタイミングで定期的な歯科検診を受けておくことが重要です。3歳になったらチェックのため「小児矯正」ができる歯医者さんに行ってアドバイスをもらうことをお勧めします。早期に問題を発見することで、最適なタイミングで治療を開始することが可能になります。

3. I期矯正の治療方法

I期矯正で用いられる装置は多種多様で、問題の種類や程度によって選ばれます。例えば、マウスピース型の装置を使用して自然に歯を動かす方法や、部分的なブラケットを使って特定の歯を動かす方法があります。また、顎の成長を促すための機能的矯正装置や、拡大床装置などが使用されることもあります。いずれの方法も、お子さまの口腔内の状況に応じた最適な治療計画が立てられます。

4. I期矯正のメリットとデメリット

I期矯正の最も大きなメリットは、顎の骨がまだ成長途中であるため、自然な歯の移動が可能で、将来的な永久歯の問題を防ぐことができる点です。

例えば、大人の矯正であれば歯を並べるスペースがなければ歯を削るか抜歯、という手段になりますが、子供であった場合、顎の成長を利用して顎を広げることで永久歯の並ぶスペースを確保することができます。

I期矯正をしたからといって必ずしもII期矯正が不要になるわけではありませんが、I期矯正の段階で問題を修正することで、将来的な矯正治療が簡単になり、場合によってはII期矯正は不要となります。

また、I期矯正の方がII期矯正に比べ価格が安い場合が多いです。

一方で、デメリットとしては、長期間の治療を要する場合があることや、固定装置を嫌がるお子さまもいるため、親御さんのサポートが重要となります。

5. I期矯正の費用と治療期間

I期矯正の費用は、治療内容や地域によって異なりますが、一般的には数十万円程度から始まることが多いです。保険の適用がされないため、費用面では慎重な検討が求められます。また、治療期間は約1年から2年程度が一般的とされています。ただし、状況によっては定期的なフォローアップが必要となる場合もありますので、長い目で見て治療計画を立てることが大切です。

ひがし歯科では、インビザラインファーストの場合、

検査代1.1万円

装置代38万円

再診療3300円〜5500円（税込）

となるべく価格を抑えて行っています。

（※2025.2月現在）

（※他の装置代についてはホームページの価格表をご覧ください。）

このブログを読んでいただいてる方にこっそりお伝えしますが、実は2025年4月より装置代が40万に値上げ予定となっています。検討されている方はぜひお早めにご連絡ください。

まとめ

I期矯正は、お子さまの歯並びの問題を早期に解決するための重要なステップです。開始時期はお子さまの個々の成長状態により異なりますが、6歳から8歳頃が一般的です。適切なタイミングで治療を始めることで、多くの将来的な問題を防ぎ、健康な歯並びを手に入れる基礎を築くことができます。親御さんのサポートおよび歯科医師との協力が重要となりますので、疑問があればまず相談しましょう。